看護部長挨拶
笑顔そして勇気と元気を提供できる看護を目指して
当院は2008年8月より経営が新しくなり、看護部では当院の理念「愛と恕」を胸に、心を穏やかにできるような看護を実践できるようにペーシェント・サポート部と共に医師や薬剤師、多くのコメディカルと協働し、質の高いサービス提供ができるように日々努力をしております。 特に、2020年2月末より新型コロナウイルスが流行の兆しをみせたため、感染予防対策として「感染しない・させない 持ち込まない」という当院のコロナ対策方針で面会禁止措置を取り組くむ一方、早い段階でリモートではございますがWEB面会の実施と看護師の訪室回数を増やすことで患者様が寂しくならない安全な入院療養生活を送れるようにサポートしております。 患者様に笑顔そして勇気と元気が少しでも出るよう工夫をして、入院生活はもちろんお家に帰りになり、社会生活に復帰できるように力添えができるチームづくりを行っております。
看護理念
私たちは個人の尊厳を守り、患者様に信頼される「安心」・「安全」な看護を提供します。
指針
- 医療、看護の変化に応じた自己啓発に努めクオリティ(質)の高い看護を実践します。
- 優しさと思いやりのある個別性看護を実践します。
- すべての職種と連携し、患者様中心としたチーム医療を提供します。
- 地域の皆様の健康増進と維持に貢献します。
教育プログラム
安全な看護技術の提供と質の高い看護を実践するために継続看護に努めています。看護技術の習得は教育ドクター、各専門スタッフにより研修が行われ、また原理や科学的根拠をふまえた安全安楽な看護を提供するために、院内院外の専門分野の研修、学習会の参加をし、基本技術の習得を目指しています。
看護師として意識や技術を磨き向上してきたいと思う気持ちを全面的に支援し教育の場を提供していきます。
看護部キャリアパス
新人研修教育プログラム
新人看護師は就任当日から、各部署のオリエンテーションから始まり看護技術の習得は各専門担当スタッフから研修が実施されます。科学的根拠から安全な看護技術の習得を目指します。 PNSを実践し看護業務上の不安がないように援助していきます。
〈目標〉
患者様に円滑な療養生活をおこなってもらう為に基本的な看護知識・技術を習得し安全で確実な看護を提供する。
報告 連絡 相談をスムーズにおこない医療チームの一員としてその役割を理解し実践に適応する。
病院の組織の一員としてマナーを習得し社会人として責任ある行動がとれる。
〈入職時1年目年間計画〉
4月 入職時研修(接遇、病院規約)
看護実践研修1(手指衛生、電子カルテ、記録、輸液、輸送方法、保清、情報収集)
5月 看護実践研修2(口腔ケア、経管栄養、輸液ポンプの使用方法、内服管理、感染管理)
6月 看護実践研修3(吸引、導尿、膀胱留置カテーテル挿入管理、創傷処置、滅菌物の取り扱い)
7月 休日の勤務に向けてのオリエンテーション
看護実践研修4(ターミナルケア、麻薬の取り扱い)
8月 夜勤勤務に向けてのオリエンテーション
看護実践研修5(入退院の対応)
9月 看護実践研修6(看護必要度について)
10月 カンファレンスに参加し発言できる
看護実践研修7(受け持ち患者の看護計画立案 実践)
11月 看護実践研修8(CV挿入介助、小切開介助)
12月 看護実践研修9(急変時対応)
1月 看護実践研修10(外来対応)
2月 静脈内注射の研修と実践
3月 看護実践研修11(症例発表)
経験者サポート体制
看護部では、中途入職の看護師でも技術的な不安や職場に馴染めるようサポートを行っています。経験内容やブランクの期間など個々の持つスキルに合わせて、基礎看護の再確認からスタート。
新しい技術や知識を習得するためその人に合わせた指導を行います。
委員会の紹介
医療安全委員会 | 転倒転落防止に向けての取り組み、5S運動、 指差し呼称、三点確認の推進 |
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褥瘡委員会 | 褥瘡ゼロに向けての取り組み 褥瘡予防の指導、周知徹底 |
教育委員会 | ラダー別評価、指標の作成 個人目標設定を行い実践と評価を行う |
感染委員会 | 標準予防策の習慣化に向けての遵守状況の確認と指導。 感染発生時におけるアウトブレイク時の報告体制の作成 |