当院リハビリテーション科では、患者様、ご家族の希望を伺い、主治医や看護部、医療介護連携部、栄養管理係 等、他部署と情報交換や相談をしながら、患者様と一緒に目標を設定し、訓練を進めていきます。患者様、ご家族様の思いを大切にし、目標達成に向けたお手伝いさせていただきたいと考えています。気になることなどありましたら、いつでもリハビリスタッフにお声かけ下さい。

外来リハビリ

実施時間:月~土曜 午前8:30~12:00
休み:日曜・祝日・当院では患者様をお待たせしないよう、時間予約制度を導入しています
・言語聴覚士にて、言葉(失語症、構音障害)や食べること(嚥下障害)の訓練を行います
・杖やシルバーカーなど 福祉用具選定のアドバイスを行います

入院リハビリ

実施時間:月~土曜日 8:20~17:00
休み:日曜・祝日(長期連休を除く)当院では、合同カンファレンス、退院前訪問指導、退院時指導に力を入れています。
歯科衛生士による口腔ケア、歯科往診の調整を行っています。

合同カンファレンス
主治医、看護部、医療介護連携部、管理栄養科と共にカンファレンスを行い、 患者様やご家族様の意思や希望を尊重し、チームで目標を設定し、計画に沿って 退院に向けた訓練を進めていきます。

退院前訪問指導
退院前に、リハスタッフがご自宅に訪問し、ベッドや家具などの配置、手すりの位置、 段差などの状況を確認し、その環境にあった福祉用具の選定や動作指導などを行います。

退院時指導
退院までに、「起きる、立ち上がる、歩くなどの動作」の介助方法や、 食事の形態・介助の方法、自宅での自主訓練、動作指導などを状態に応じて指導いたします。

情報提供
転院先や、利用する通所サービス、入所施設、また担当ケアマネージャーなどに リハビリテーション経過報告を行い、当院リハビリ終了後も他施設等と連携を図ります。

施設基準

運動器リハビリテーションⅠ
呼吸器リハビリテーションⅠ
脳血管疾患等リハビリテーションⅡ
廃用症候群リハビリテーションⅡ
がん患者リハビリテーション

リハビリ機器・設備

腰椎・頸椎牽引

椅子型牽引装置「スーパートラック」は椅子に座った姿勢のままで牽引治療ができます。
(従来の牽引装置のように仰向けに寝る事や、腰装具を装着することなく、スムーズに腰椎牽引ができます。)

 

 

低周波干渉波治療器

1台で低周波、干渉波の設定が可能であり、首・肩・腰・足など幅広い部位の治療(痛みの緩和など)が可能となります。

 

 

滑車運動器

滑車の運動負荷(重さ)や回数を設定し、その方にあった設定で肩の運動が安全に行えます。

 

 

起立訓練台(自動昇降機器)

1人で立つことが困難な方でも、寝た姿勢から自動昇降により起立練習ができます。

 

 

超音波治療器

温熱作用とマイクロマッサージ作用による疼痛緩和が可能です。
(深部まで有効的にエネルギーを伝達し、直接患部を治療できます)
また骨折部位の骨の形成を促し回復を早める治療も可能です。

 

 

レッグプレス

下半身全般の筋肉を強化し、立ち上がる、座る、しゃがむ、歩く等の動作、日常生活に必要な筋肉を強化します。

 

 

エルゴメーター

体力や運動目的に応じた負荷を設定しトレーニングが行えます。

 

 

待合コーナー

ご家族様も気軽に見学にお越しください。ゆっくりお待ちいただけるスペースを設けています。

 

 

ADL室

畳、階段、手すり、浴槽、キッチン、洗濯機など設置し、ご自宅での生活を想定し、実践的な訓練を行います。

 

 

トイレ

車椅子対応、手すり、ウォシュレット完備です。

 

 

練習用階段・ベッド