久しぶりのおせったい

コロナ禍で中止となっていた地域行事のおせったいを病院でも再開しました。
あいにくの雨でしたが、多くの方々に来院していただき、用意したお菓子やジュースは2時間ほどで配り終えてしまいました。
久しぶりのおせったいに協力してくれた職員はもちろん、地域の方にも喜んでもらえ、また行事を再開できたことで、日常がまた一つ戻ってきたことをうれしく感じました。

杵築のおせったいとは、弘法大師の偉業をたたえ、平和と繁栄を願う祭りで、旧暦の3月21日に縁日として行われます。杵築含めた大分に伝わる風習で、弘法大師のお命日にあたる日に弘法大師像をお参りに来た方に対してお菓をだして接待をする風習です。

じつは病院には2体の弘法大師像があります。
お参りした方々は気が付かれましたでしょうか。
お菓子に夢中で気が付いてないかもしれませんね。
次にお参りに来た時によく観察してみてください。
弘法大師像
お菓子を配る様子
35番弘法大師ののぼりと病院入口